2009年6月15日月曜日

自宅待機

私は、ソフトウエア会社に入社して約30年間、オフコンやホスト、PCのシステム開発に携わってきましが、とうとう、今月から自宅待機となってしまいました。

今年に入ってから、ソフトウエア業界は、極端に仕事が減り始めて、特に、若い人や、私みたいに50代以上の人は、特に厳しい状況だったので、ある程度は、予想はしていました。

自宅待機となってから、数日が経過したのですが、この年齢では、アルバイトの口はなく、家でブラブラしていたのですが、何かやらなきゃと思って、自分が一番得意とするEXCELマクロについてのブログを書こうと決心しました。

今までにいろいろな会社のシステム開発をやってきて、開発言語や開発環境も千差万別でしたが、どのプロジェクトでも、結構、手作業が多かったのですが、そういう時は、EXCELマクロ(VBA)で沢山のツールを作って、手作業(業界用語では力仕事と言いますが!)を自動化してきました。

ですから、ことさら、EXCELマクロには、愛着があるので、このブログを立ち上げる気持ちになりました。

EXCELマクロ(VBA)って何?という人もいるでしょうから、簡単に解説しますね!


EXCELは、表計算ソフトの一種ですが、実は、プログラミングもできるのです。EXCEL自身でも、各セルに式を埋め込んで、プログラミングもどきはできるのですが、EXCELには、全く別の顔である、VBA(Visual Basic For Application)という機能が、EXCELマクロになります。


ただ、全く独立した存在という訳ではなく、EXCELが扱うシートやセル、図形などの部品をVBAによって、コントロールする訳です。一番簡単に言うと、EXCELの機能にマクロ記録というのが、あるのですが、これは、EXCELでの手作業を自動的に記録して、その結果をVBAという言語に変換してくれるのです。


先ほど、システム開発には、手作業が多いと言いましたが、まさに、VBAを利用する事により、作業を自動化してくれるのです。ただ、マクロ記録で保存されたVBAのソースは、そのままでは、使い辛い面があるので、扱いやすいように加工してやる必要があります。


慣れてくると、1からコーディングできるようになりますが、それでも、機能が沢山あるので、初めて使う機能の場合は、マクロ記録でソースを生成してから、それを利用するようにします。


そうすれば、ちょっとしたコツを覚えさえすれば、誰でも、EXCELマクロの達人になれると思います。


次回からは、図を交えて、EXCELマクロを中心に、PC事情や身の回りの事なども書いて行きたいと思います。

それでは、よろしくお願いします。

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